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第20話 目覚めしもの 白き歌の翼
あらすじ・１
各国で不気味に光るエジーナの鏡。
真の平和を得るため、ペダン本国へ向かう決意をしたロジェたち。
しかし、ナイトソウルズでの超長距離飛行は不可能。
そこで、守護精霊のちからをかりるため、
天の頂へと向かった…。
天の頂
テケリ
フゥ、ずいぶん歩いたで
ありますね～。
テケリはもう
ヘトヘトであります。
水分補給を要請するであります。
ユリエル
もうしばらくの辛抱ですよ。
ほら、頂上が見えてきました。
キュカ
あそこに守護精霊とやらが
いるのか。
ジェレミア
ずいぶんと高いところに
住んでるんだな。
さぞ、ごりっぱなんだろう。
帰りは一気に下ろしてほしいもんだ。
ロジェ
さあ、いこう。
もう少しだ。
※戦闘開始
※ペダン兵が視界に入る
ロジェ
…？！
みんなっ、ペダン軍がいるぞっ！
セレスタン
やあ、みなさん。
ご健勝なようで、なにより。
ロジェ
お前は…！？
オレたちを
つけてきたのか？
ユリエル
王や将軍達と一緒に、
ペダンに帰らなかったんですか？
セレスタン
連中にふりまわされるのも、
いい加減うんざりしてきた
ところでね。
それに、ユリエル、お前さんとの
決着を、ここらでちょっと
つけときたくってな。
ユリエル
どうしても…、
決着をつけないと
いけませんか？
セレスタン
ああ、
ここを通りたければ、な。
…おそらく彼女は…
自分の弱さに
いやおうなく向き合わざるを
得なくさせたお前を憎むか…
さもなきゃ、こころのどこかで、
お前に計画をとめてほしいと
願ってるのかもしれん。
本当のところどうなのかは、
俺にはわからん。
だが、いずれにせよ、彼女を
あそこまで追い詰めたのは…、
ユリエル、お前だ。
ユリエル
かもしれません…。
しかしそうであればなおさら、
私は彼女のもとへ急がなくては
なりません。
あなたを倒して、先へ行かせて
もらいますよ。
セレスタン
おう、来い、ユリエル！
※勝利条件変更
※時間経過またはポイント通過で増援
セレスタン
…お、やっときたな。
さぁて、こっからは全力だぜ！
※ユリエル瀕死
ユリエル
うッ…。
少々、無理をしすぎたようです。
セレスタン
どうした？お前らしくもない。
チェックメイトだぜ？
※ユリエル戦闘不能
ユリエル
くッ…。
私と…したことが…。
セレスタン
俺の勝ちってことで。
…ゆっくり眠るがいい。
※セレスタン撃破
セレスタン
…ぐぅッ。
また負けるのかよ…。
※戦闘終了
セレスタン
…今回は
決着をつけにきたからな。
たとえ、俺１人になろうが、
ここでくたばろうが…。
むッ！？
※大地が揺れる
ロジェ
こ、これは…！？
アルマ
間違いない、山と空の守護精霊…
翼あるものの父…！
※守護精霊が現れる
守護精霊
我がおくつきの静寂を乱すは、
お前たちか？
セレスタン
な、なんだ！？
こんどは竜の新種か？
わかった、降参だ！
今日のところはこれまでだ、
ユリエル。
こんなヤツの相手まで
してられないからな。
キュカ
相変わらず、逃げ足の
速いヤツだぜ…。
アルマ
守護精霊、山と空の守り神よ、
私はローラントのアマゾネスの
一員、アルマ。
どうか私の話をお聞き下さい。
実は……
……。
守護精霊
なるほど…。
それでは、ついにエジーナの
黒き鏡が、世界を映し出そうと
しているわけだな。
あの呪われた鏡は、はるか大昔、
次元の裂け目から、この世界に
落ちてきたという。
黒い鏡が世界を映す時、
世界はΨにのまれ、幻影は
真実を喰らわん…。
キュカ
Ψ（サイ）…。
連中のΨ計画とか
いうのは、そのことか？
幻影が…、真実を喰らう？
ロジェ
ミラージュ…。
守護精霊
よかろう、ならば、お前たちに
ちからを貸そう。
黒き鏡は、この世界に
おおいなる災いをもたらす。
なんとかせねばなるまい。
（終）
あらすじ・２
各国で不気味に光るエジーナの鏡。
真の平和を得るため、ペダン本国へ向かう決意をしたロジェたち。
しかし、ナイトソウルズでの超長距離飛行は不可能。
そこで、天の頂にいるという守護精霊のちからを
かりることになった。
待ち構えていたセレスタンとの戦いに勝利し、
無事に守護精霊と対面する一行。
ペダンではいったいなにが待ち受けているのだろうか…。