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第13話 持たざる者の戦争
あらすじ・１
マナストーンを求めて、ワンダーの樹海にたどりついたロジェたち。
待ち伏せていたナバール兵。
次々と現れるナバール兵を前に戦いが始まった…。
ワンダーの樹海
テケリ
この、木々の葉音…
小鳥のさえずり…
心に染み入るであります。
テケリの心に呼び覚まされる、
淡くせつないノスタルジィ。的な？
※背後から、キュカにどつかれる
テケリ
イタタタタ…
イタイであります！
キュカ
的な？じゃねーよ！
さっさとマナストーンを探そうぜ！
テケリ
わかってるでありますよ…。
……
森の空気が変わったであります…。
ジェレミア
ああ…。
いるな。
※ナバール忍者と遭遇
ファルコン
…ナバール兵…。
フレイムカーンの手のものか？！
ナバール忍者
母国に背いた者をいつまでも
生かしておいては、示しが付きませぬ。
ファルコン殿、ご覚悟を！
※戦闘開始
※忍びの穴が視界に入る
ファルコン
あれは…
ちっ、忍びの穴かっ！
ロジェ
忍びの穴？
ファルコン
ああ。 あの穴は別の場所と
つながっていて、ほうっておくと
いくらでも援軍が来てしまう。
早めにつぶさないと！
ロジェ
よし、わかった！
※ファルコン瀕死
ファルコン
くッ…。
ここで私が倒れるわけには…！
※ファルコン戦闘不能
ファルコン
う、ぐ…。
サンドアロー…。
ホークアイ…。
ナバールの未来を…
頼む…。
《ゲームオーバー》
※忍びの穴を全て破壊
ファルコン
よし、忍びの穴は
すべて破壊したようだな。
フレイムカーン
ファルコン！
どこまで、その両手を
同族の血に染めるつもりか？！
ファルコン
父上…！
…希代の名将、
フレイムカーン殿にお聞きしたい！
なぜ、ペダンごときの
口車に乗られたのか！
フレイムカーン
……。
大国の連中は、豊かな土地で
栄え、うるおい、さらに豊かに
なっていく。
その陰で、世界からマナのちからは
少しずつ失われ、ナバールの大地は
潤いを失い、砂に埋もれていく。
我らは、その抜け殻の大地のすみで
虫けらのようにはいつくばって
生きていくより他に道はない。
いいか、ファルコン。
これは我ら持たざる者による、
おごりたかぶった大国どもの
目に見えぬ支配からの解放なのだ！
ファルコン
ペダンの女狐にだまされ、
利用されているだけなのが、
どうしてわからぬのですか？！
フレイムカーン
もし、ペダンが我らを裏切り、
刃を向けたときは、ペダンの民は
我らナバールのちからを思い知り、
恐れ、ひれ伏すだろう。
ファルコン
あなたは、ペダンの、
エジーナの鏡の力を、
甘く見ている。
ナバール程度のちからで、
フォルセナやアルテナを
たやすく打ち破ったペダン軍を
倒せるとでもお思いか！？
フレイムカーン
問答無用！
※条件変更
※フレイムカーン撃破
フレイムカーン
むぐ…、
なかなかやりおる…。
※戦闘終了
フレイムカーン
ファルコンよ。
お前や、仲間が
どれだけ傷つき倒れようが、
持てる者たちは気にもしまいぞ。
お前たちこそ、彼らのいいように
利用されているのだ。
なぜ、それがわからぬ！
ファルコン
父上…！
フレイムカーン
次で決めるぞ、
覚悟はよいか、
ファルコン。
ファルコン
仕方ない…。
参られよ。
※２人が打ち合い、ファルコンが膝を付く
ファルコン
くッ…！
※地鳴りが起きる
フレイムカーン
むッ！？
ファルコン
はッ！？
※ここのフレイムカーンのセリフ、飛ばした可能性在り
※マナストーンが現れ、ドリアードとノームが姿を見せる
ノーム
おう、ドリアード。
目覚めたか！
ドリアード
まぁ、ノーム爺さま。
ごぶさたしておりますわ。
どうかなさいましたか？
ノーム
うむ。どうやら我ら精霊が
ちからを合わせる時が
きたようじゃ。
ドリアード
まぁ！どこまでやれるか
わかりませぬが、私でお役に
たてるのであれば…
ファルコン
ごらんなさい、父上。
伝説のマナストーンが目覚め、
精霊たちもちからを合わせようと
しております。
大地が、自然が…、ペダンの
このたびのたくらみが悪しき
ものだと断を下しております。
フレイムカーン
マナの女神や精霊が、
これまで我らになにをもたらした？
砂漠をさすらうナバールの民に、
どのような恵み、なぐさめを
与えてくれた？
ファルコン
マナの女神や精霊のちからがなければ
我らナバールは、当の昔に
朽ち果て、砂漠の砂となっています。
オアシスの水や木々、人や動物の
いとなみ、そのすべてにマナの女神や
精霊はちからを貸してくれています。
もう一度、お願いします。
どうか、目を覚ましてください。
フレイムカーン
我らに迷いはない。
ペダン王の計画は、こうしている
いまも着々と進んでいる。
おごれる持てる者どもが、
地にはいつくばるのも、
そう遠い日のことではない！
そのことを
ゆめゆめ忘れるでないぞ、
ファルコン。
※フレイムカーン、去る
ファルコン
父上……。
終
あらすじ・２
マナストーンを求めて、ワンダーの樹海にたどりついたロジェたち。
そこでファルコンの父、フレイムカーンが立ちふさがる。
一族の為を想い、ペダンに味方するフレイムカーン。
他国との共存、共栄の道をさぐるファルコン。
違う道を選んだ親子の戦いは、ファルコンの敗北に見えた。
しかし、その最中に木のマナストーンが出現。
決着をつけずに去っていくフレイムカーン。
一行は次のマナストーンを求め、アルテナ領へと進む…。
※このページは未完成です。フレイムカーンのセリフに抜け有り？